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【イギリスワーホリ・YMS】インタビュー第2弾 Belfast在住 Misさん

Belfast インタビュー YMS YMS経験者インタビュー

YMS経験者インタビュー第2弾です!

今回は、5月から北アイルランドの首都、Belfastに住んでいる、

Misさん(https://x.com/mis_uk33)

にインタビューをしました。

元々東京でオフィスワークをして、YMSの前にはカナダへCoop留学をして後に、BelfastにYMSで来ています。

カナダとの違いについても教えてくれました。

国選び中の方、オフィスワークの見つけ方を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

住んでいる街(Belfast)

ベルファスト(Beifast)

ベルファストの特徴

ベルファストは、アイルランド海に面した港湾都市で、産業革命期には造船業が盛んでした。

この都市の象徴的なものの一つに、タイタニック号を建造した「ハーランド・アンド・ウルフ造船所」があります。

タイタニック号の建造に関わる博物館「タイタニック・ベルファスト」は観光名所の一つです。

また、ベルファストは文化的にも多様性を持ち、音楽、演劇、アートが盛んな都市でもあります。

歴史的建築物が多く、ヴィクトリア様式やエドワード朝様式の建物が街中に点在しており、観光客にも魅力的な場所です。ベルファスト城クイーンズ大学セント・アン大聖堂などが有名です。

治安

(ピースウォール)

ベルファストは、20世紀後半の「ザ・トラブルズ(The Troubles)」と呼ばれる宗教的・政治的対立の時代を経て、現在では比較的安定した治安を保っています。

「ザ・トラブルズ」期間中(1960年代末〜1998年)、カトリックとプロテスタントの対立が激化し、暴力的な衝突やテロ事件が頻発していました。

1998年に「ベルファスト合意(グッド・フライデー合意)」が締結され、和平が進みました。

現在のベルファストは、一般的な観光客にとっては安全な都市ですが、未だに一部の地区では宗教的・政治的な緊張が残っているため、特定のエリアでは注意が必要です。

特に、プロテスタント系とカトリック系の居住区が分かれている「ピースウォール」と呼ばれる壁のある地域では、未だにその分断がはっきりと見られます。

家や地域によって、イギリスの国旗、アイルランドの国旗、それぞれ違った国旗を掲げているのが印象的でした。

観光客は、ガイドツアーに参加することで、歴史的背景を理解しながら安全に訪れることができます。

生活

ベルファストは、ロンドンやダブリンなどと比べると、生活費が比較的低めです。

特に、住宅費や賃貸料が安いため、手頃な価格で、都市生活を楽しめる点が魅力です。

市内にはショッピングセンターやレストラン、公園などがあり、快適な都市生活を送ることができます。

ただ、お店の閉まる時間が早かったり、おしゃれなカフェなどは限られていたりと、他の大きな都市に比べると物足りなさもあるかもしれません。

また、近年では大きな駅が建設されたり、大きな企業からベンチャー企業まで、拠点をベルファストに移していて、どんどん発展しています。

インタビュー

その街を選んだきっかけ

「数年前に旅行でダブリンとベルファスト、ロンドンに行きました。

その旅行の中でベルファストの人たちの温かさに触れ、ここに住みたいと言う気持ちが強くなりました。

ダブリンとベルファストの二つの都市で迷ったのですが、ダブリンは家賃がとても高く、同じぐらいの値段でも、一つ部屋で二人で住まなければいけませんでした。

仕事探しの難しさなども考慮して、最終的にベルファストに決めました。」

街の様子・日本人

「前回に訪れた時にも感じたことですが、本当に街の人たちが暖かいです。

日本人はほとんどいません。駐在員の方数人と、会う機会がありました。」

渡英前の英語力

「カナダに渡航する一年前までは、アルファベットが分かるくらいのレベルでした。そこから、音読を中心に英語の練習をしました。

コロナ禍にオンラインの「meet up!」に参加して、英語で会話する機会を作りました。

カナダの渡航前に受けたTOEICは、885点でした。カナダに行く前と今では、そこまで大きく英語力の差はないです。」

仕事

仕事

「オフィスワークを希望していましたが、見つかるまでは、飲食店でフルタイムの仕事をしていました。

その飲食店は、今の仕事が見つかり、1ヶ月ほどでやめることになりましたが、みんな私のキャリアを応援してくれました。

今はシティセンター付近の、医療関係のオフィスワークをしています。

政府と連携して仕事を行うこともあるので、聞いたこともない単語を使って仕事をするのに難しさを感じます。

職場の人たちはいい人ばかりで、タスクが終わっていれば帰宅し、オフィスが定時前に空になる日も多いです。

今後のことに対しても、前向きにアドバイスをしてくれます。」

見つけ方

LinkedIn Indeed を使って仕事を探しました。2ヶ月で約300件くらい応募し、20件近くインタビューを受けました。

連絡するとフィードバックや採用できなかった詳しい理由を教えてくれる企業があったので、それが励みになりました。

オフィスワークを探すのが大変でしたが、飲食店は求人を見かけたりします。

ある程度英語が話すことができれば、仕事を見つけるのはそこまで難しくないと思います。」

関連記事:【イギリスワーホリ・YMS】 仕事の探し方

家探し

「家探しは、Spareroomを使って行いました。北アイルランドは物件が少ないので、理想のお部屋を見つけるのが難しかったです。

ベルファストは、一年契約が基本なので、家探しはかなり慎重に行いました。

1件目はマンスリー契約でしたが、急に値上げされることになり引っ越しを決めました。

1年契約している方が引っ越すため、その方の契約を2ヶ月だけ引き継ぐことになり、ボタニックエリアに2ヶ月住みました。

その後、今の家に引っ越したので、今住んでいる家が3件目です。」

関連記事:【イギリスワーホリ・YMS】 家探し編 Spareroomの使い方

家賃

「今住んでいる家の家賃は、1ヶ月Bill抜きで£440です。私ともう一人フラットメイトの計二人で住んでいます。

家賃は安く、部屋もかなり綺麗です。ただ、共有で使うのものが錆びていたり、Wi-Fiを自分で用意しないといけなかったりして、少し大変でした。

家賃も他の都市に比べると平均的にもかなり手頃な印象です。また、ベルファストはガス代が高いので冬場は心配です。」

アクセス

シティセンターのある職場までは、徒歩で30分かからないくらいでいけます。

自分の住んでる周りには夕方の5時半以降は、バスが運行していないので、歩いて通勤しています。」

Belfastとカナダの違い

仕事

カナダでは、仕事探しがほんとに大変でした。たとえ飲食店でも、見つけるのは難しいです。

運良く見つけられても、ハウスクリーニングやレストランのキッチン、洗い場などの接客とは関係ない仕事がほとんどです。

200件応募しても見つけられない人もいます。

また私がカナダにいた時は、まだコロナ禍だったので、雇用が安定していませんでした。

それに加えてインフレもあって、『いきなり解雇されてしまう』なんてこともよく聞きました。」

移民に対する考え方

「カナダは今移民が溢れていて、カナダ人でさえ仕事を見つけるのが難しくなっていました。

そのため、移民に対して冷たい対応もする人も多くいました。

その点ベルファストは、本当に人が温かいので、カナダにいるときから、はやくアイルランドに行きたいと思っていました。」

物の値段

「ベルファストに比べて、カナダは物価が高かったです。食料や生活必需品も基本的にはカナダのもののが高かったです。

そのため、カナダへ行ったときに持っていってよかった物が、今回イギリスに来るときにはもって来なくてもよかったなと思う物もありました。」

もちもの

持ってきてよかったもの

「持ってきてよかったものはメガネです。私は目が悪いので自分に合ったメガネを持ってきてよかったと思います。

また、日本のメガネは安くて品質が良いため、あらかじめ日本で用意しておくのが大切だと改めて思いました。

あとは、化粧水などの美容系のものも日本から使い慣れたものを、持ってくるといいなと思います。」

いらなかったもの

「いらなかったと思うものは、バスタオルやフェイスタオル類です。

カナダでは、タオルも高かったので、持ってきましたが、イギリスは意外と安く手に入ると感じました。」

持ってくればよかったもの

「ベルファストは、最高気温が22度くらいまでしか上がらないため、ヒートテックをもっと持ってくればよかったなと後悔しています。

あとは、しゃもじやお米の計料カップなどはイギリスでは見つけられないため、これも持ってくればよかったなと思いました。」

来てよかったと思うこと

「やはり人がフレンドリーで優しいことです。

あと、ライフスタイルがほんとに日本とは違います。ロンドンなどと比べても、基本的に人はのんびりですし、仕事はすぐに切り上げて帰れます。

逆にカフェやレストランが閉まるの早くて、夜はパブが好きな人でないと充実させるの難しいかもしれません(笑)

あと、日曜日の午前はお店が閉まっていて、閉まるのも早いです。」

つらかったこと

「やはり、一番初めの仕事探しではないでしょうか。

日本円だけで今の円安の状況で生きていくのは不安に思うでしょうし、とくにキャリア重視の人、就きたい仕事があって、それに向かって頑張っている人は時間と労力もかかるでしょうし、大変だと思います。」

これから来る人に向けて

「30代までしかワーホリやYMSビザなどの申請はできないので、もし渡航を考えてる人がいたらチャレンジしてみるのも大切だと思います。

何かあったら日本という帰る場所があるので、一生に一度しかチャレンジできないことを逃すより、ぜひ冒険、サバイバルしてみるのもいいかなと思います。」

まとめ

本記事では、Belfastに住んでいるMisさんのインタビューを掲載しました。

1年間の独学だけで習得したとは思えない英語力の持ち主で、とても流暢に会話をされていました。

ベルファストの歴史にも詳しく、街についてたくさん案内してもらいました。

今回僕も実際ベルファストに行って、悲しい過去があるからこそ、人々が優しくて、街全体が温かいんだなと感じました。

街中で声を掛けてくれた人と、30分くらいお話しをしたり、Misさんの前の職場でご飯を食べた時にはサービスをしていただいたりと、本当に人の温かさを感じることができました。

Belfastは、生活費もお手頃で温かい人が多い街です。都市選びに悩んでいる方、ぜひ参考にしてください。

また、インタビューに協力してくれる方がいましたら、X(https://x.com/hero8english)まで連絡ください。

連絡やフォロー、お待ちしております!

関連記事:【イギリスワーホリ・YMS】インタビュー第1弾(Bristol在住 Yさん 22歳)

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